株式会社UNCOVER TRUTHのCAO (Chief Analytics Officer)に就任いたしました

株式会社UNCOVER TRUTHのCAO (Chief Analytics Officer)に就任いたしました

プレスリリースに関しては、以下の記事をご覧ください。本記事では、CAOに就任した経緯や、どういう役割を担うのかなどについて紹介させていただきます。最後に無料の記念セミナーに関するお知らせもございます。

UX解析ツールを提供するUNCOVER TRUTH、CAOに現アマゾンジャパン小川卓氏、COOに元MTI小畑陽一氏を招聘Web分析ツール業界でナンバーワンを目指す体制を構築

CAOに就任した経緯

アクセス解析ツールやヒートマップツールなどは普段からいろいろ使っており、その中で注目していたツールの内一つがUserDiveでした。そんな折、代表取締役の石川からFacebookで連絡をいただきました。

■石川 敬三氏 (株式会社UNCOVER TRUTH 代表取締役

・2000年〜2006年株式会社サイバーエージェント広告営業を始め、大阪支社立ち上げ、メールマガジンサイトmelma等のBtoCサービスの事業責任者やEC事業の立ち上げ等に従事。

・2007年〜2010年VOYAGE GROUP取締役株式会社PeX代表取締役、株式会社adingo取締役等ポイント交換サービスを始め、アドネットワーク比較サイト、辞書サイト等様々なBtoc,BtoB事業の立ち上げに従事。

・2013年4月24日から現在株式会社UNCOVER TRUTH CEO。

何度かお話しさせていただく中で、ツールそのものの魅力はもちろん、「インターネットを便利にしたい」という石川の思いと、ツールだけではなく、その前後の設計からコンサルティングを重視されているという考え方に賛同し、何かしらの形で貢献させてもらえればと思い、CAOに就任することになりました。

CAOって?

Wikipediaから引用

Chief analytics officer (CAO) is a job title for the senior manager responsible for the analysis of data within an organization, such as a listed company or an educational institution. The CAO often reports to the chief executive officer.

Not many companies currently have the role of Chief Analytics Officer (CAO) defined within their existing c-suite. However this is a fast emerging position that would be pivotal in massive transformation – in the way companies take their business decisions. CAOs not only bring strong data science backed actionable insights to the table, but also own the resulting ‘ROI’/’Impact’ on both top line and bottom line numbers.[1]

日本ではまだメジャーではありませんが、アクセス解析業界では清水 誠さん複数企業のCAOに就任しており、今回この考え方をパクらせて私も活用させていただきました。清水さんありがとうです!

どんな内容を私が担当するのか?


私の役割は主に3つになります。

その1:コンサルティングやレポーティングの質向上

UserDiveというツール提供だけではなく、分析レポートから改善提案まで行っているのがUncover Truthの特徴と強みであります。私の過去の経験などから、コンサルティングやレポーティングにより価値を与えるための取り組みを行います。

具体的にはコンサルティングやレポーティングのフォーマット作り、作成されたレポートのレビュー、そして私自身も、いくつかの案件で分析から改善提案に直接携わる予定です。

その2:Uncover Truthのコンサルタント教育と育成

活動できる時間にも限界があるため、その1だけでは、全体の底上げが難しくなってしまいます。そこで社内勉強会などを通じて、Uncover Truthのコンサルタントにノウハウや考え方の共有を行っていきます。

UserDiveはヒートマップのツールですが、レポーティングやコンサルティングは当然ヒートマップツールだけでは分析しきれません。アクセス解析ツールやログデータを中心に複数のデータを扱うことが必要となります。そこでアクセス解析を中心とした分析手法やノウハウのインプット、複数データソースを活用した分析&提案内容などをお伝えできればと考えております。

その3:ツールそのものに対する改善やアドバイス

今まで様々なツールを業務で利用してきたという事もあり、より良いツールを実現するためのインプットを行えればと思います。ユーザー側の視点として、あったほうがよい機能やレポート、見せ方などを伝えていきます。

具体的には月数十時間という中で、最大限のパフォーマンスを発揮していくという形になります。社外CAOという事で、名刺をもって活動する事にはなりますが、転職をしたという形ではないことをご理解いだければ幸いです。

UserDiveってどんなツール

詳しくはサイトを拝見いただければと思いますが http://userdive.com/ 主な特徴は「複数種類のヒートマップ」「使いやすくわかりやすいUI」「フォーム分析機能」「フィルタ機能も搭載」「スマホアプリにも対応」といったところでしょうか。

いくつか特徴的なスクリーンショットを貼っておきますね。

ツールの詳細なレビューに関しては、数週間以内に本ブログで執筆予定です。

ツールに興味がある方は、サイトからお問い合わせいただくか、直接私にご連絡いただければ幸いです!

なぜ、CAOに就任したのか?


今までより更に一歩踏み込んで、使いやすいウェブサイトが増えることに貢献したい、そして今回の内容は、自分の今までの経験が最も活かせるからと感じたからです。

今まで使いやすいウェブサイトを作るという思いから、様々な講演やブログ・書籍などの執筆活動などを行ってきました。またAdobe Analyticsのユーザー会「eVar7」の代表としてAdobe Analyticsの活用や浸透のサポート、またいくつかのツール会社に対して、ツールのアドバイスや提案などを行ってきました(現在もSEO系のツールのアドバイザーを行っています)。

その中で、ツールだけではなく、コンサルティングやレポーティングに関する質の向上にも貢献できればと考えていました。そこで、最近はレポーティング系のセミナーを実施させていただいたり、ある会社のコンサルティングでは毎月、クライアントに提供する改善提案内容のレビューや分析などを行っていたりします。

その中で更に違った形で貢献できないか?というのを考えていたところ、タイミングよく魅力的なサービスを提供している会社からお声掛けいただいたという形です。

代表取締役の石川、そしてCOOとしてJoinされた小畑と、同じ年齢という事、そして石川とは二人とも元サイバーエージェントという事もあり、同じような課題感や思いを共有できたという事も大きいです。

というわけで、今までとは違う形で貢献が出来ればと思っております!

記念セミナーのご案内


2015年2月19日(木)に記念セミナーを開催させていただきます。代表取締役の石川・COOの小畑・小川、そしてMarkeZineの押久保編集長にも参加いただき、講演&座談会が行われます。

こちらは無料開催で、第一部は石川による「今企業に求められている最適なWebデザインと実現に向けて必要なこととは?」という基調講演、そして第二部は上記4名での座談会となります。第二部では参加者と登壇者にアルコールがふるまわれ、かなり自由な雰囲気の座談会となる予定です!

UserDiveに興味がある方、今後のWebサイト改善に興味がある方、おいしいビールを無料で飲みたい方(笑)、ぜひお越しいただければ幸いです。

ATNDあるいConnpassからお申込み下さい!